せん日記帖

狭く浅い知識を持つせんが戦国武将ゆかりの地へ行ったり絵を描いたり妄想したりするブログです。

墓をたずねて三千里

2月2日に宮津の国清寺に行ってきました

丹後宮津藩2代藩主京極高広の正室、寿光院は池田輝政の娘です

1625年に亡き父への追悼で宮津に泰叟山 「国清寺」を建立しました

輝政の法名「国清院殿泰叟玄高大居士」から院号(国清院殿)を寺号に道号(泰叟)を山号にしています


ここが国清寺であります

厳かな雰囲気ですぞ……

入って右に切支丹灯籠があります
竿の張り出しが十字架に似ていること、意味不明な文字が刻まれていることなどから隠れキリシタンの信仰が伝えられているとか


wikiにここが墓所だと書いてあったのでお墓に行ってみたんですが

墓の真ん中を線路が突っ切っていました
柵とか全然ないけど危なくないのかな……


お墓はだいぶ探したのですがそれらしいものはなかったですorz
住職さんに聞いてみようと思ったんですが呼んでも出てこられないし諦めました……


なんとか池田家に関係するものはないかと屋根瓦をデジカメでズーム……

寿光院の嫁ぎ先、京極家の家紋かな?

国清寺の国ですね!!渋い!!

そしてようやくこの経蔵の瓦に……

揚羽蝶発見!!!
色々探したけど揚羽蝶がついてたのはここだけでした


まあこれで満足して辺りを散策
ここ金屋谷は寺町なのでお寺がたくさんありました

近くにあった本妙寺というお寺
ここを建てたのも池田輝政の娘、寿光院
実は寿光院、京極高広に嫁ぐ前に徳川秀忠の養女になっていて実父のために国清寺、養父の為に本妙寺を建てたそうです
なぜ2つも寺を建てられる金があったかというと徳川家から化粧料をもらっていたからだそうです


なかなか歴史を感じるいい雰囲気で細川家ゆかりの寺とか色々あるので金屋谷に行く機会のある方は散策してみてはどうでしょうか


のっぽさんみたいな灯籠

佛性寺

龍とか貘とか

大頂寺