せん日記帖

狭く浅い知識を持つせんが戦国武将ゆかりの地へ行ったり絵を描いたり妄想したりするブログです。

【創作戦国】槍働き論争



姫路城史に載ってた逸話です。
池田輝政の逸話だと割りと知られてる話だと思うのですが(知らんけど)

ある時輝政の親しい同輩の大名福島正則など2、3人が集まって物語していたとき輝政の所に出入りする盲人がその場にいたのでわざと輝政の耳に入るように「三左衛門が今大国を領しているのは大御所の婿だからだ。我等は(本物の)槍先で今の国を取った。一物の槍先で取ったものとは格段に違う。」と言った。盲人が輝政に告げると輝政は笑いながら「いかにも輝政が領する国は一物で取った。もし(本物の)槍先をもってすれば天下を取るので槍は用いなかったのだ。各々にそう申せよ。」と言った。同輩の大名はその滑稽を笑った。
輝政はかつて岐阜の攻城の時正則と先を争ってから正則が快からず思っていることを知りこの時正則等の諷意ある物語に対して当たらず触らず戯言をもって返事をしたものであろうといわれている。


この漫画は上記の逸話をもとにしたフィクションなので鵜呑みにしないように。
世界征服はできない。



ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村