【創作戦国漫画】武具コレクター池田輝政
※創作戦国注意です
福島正則は日の本一の槍と言われる「日本号」を持っていました
日本号メインの話かと思わせて全然関係なくてすみません・・・
先日、図書館で「姫路城史」の池田輝政の逸話を読みあさっていたんですが家臣に武具をクレクレする話が2つも載っていました
1つは前にも紹介した、家臣が良い弓を持っていたので数日だけ借りて返したのですが、その家臣は主君があんだけ欲しいアピールしてたのにその弓を他人にあげてしまい、すごい怒ったけど結局許したという話で
もう1つは私も初めて知ったこんなお話です(「備陽武義雑談」に載ってるらしいです)
池田輝政は家臣が持っている刀が欲しくてたびたび譲ってくれるよう頼んでいたのですが、その家臣は断っていました
ある夜酒の席の後、その家臣にまたその刀をくれと言うと、その家臣はやはり断りました
すると輝政は大いに怒って薙刀でその家臣を手討ちにしようとしたので、その家臣は扇で輝政の顔を強かに打って退出しました
側近の衆は驚き、その家臣は我々にお任せくださいと言って輝政を押し留めましたが、やがて輝政は酔いが覚め、深夜でしたがその家臣を寝所に呼び出しました
その家臣は当然、手討ちだろうと覚悟して登城しましたが輝政は「酒に酔ってそなたを手討ちにしようとしたがすべて私が悪いので、そなたは1つも気にかけることはない」と言ったのでその家臣は落涙したそうです
・・・なんか輝政が家臣にクレクレしまくるので若干うざがられてるように見えてしまってしょうがないんですが
他人にあげられてるし・・・
顔ぶん殴られてるし・・・
とりあえず私の中の池田輝政のイメージに武具マニアが追加されました