焼き栗むいちゃいました
(ハイクにあげたやつの転載です)
- 作者: 岡谷繁実
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1997/12
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
訳がわからなくて近代デジタルライブラリーにあった昔の教科書も参考にしました
ある時、池田恒興が囲炉裏の側で栗を焼いていました
その横には10歳の息子、古新(後の池田輝政)が座っています
恒興は古新に焼いている栗を
と聞きました
古新は
と答えました
すると恒興は囲炉裏の中で焼いている熱い栗を火箸で拾い上げそのまま古新の前に差し出したのです!
そんなものを素手で受けたら火傷確実です
しかし古新はその栗を受け取り顔色一つ変える事なく皮を剥いて食べました
めちゃくちゃ熱いに決まってるのですが超我慢して知らん顔で栗を食べてる息子の負けん気の強さに父の恒興は感心し、また喜びました
10歳の息子に焼き栗押しつけないでください……恒興さん……
器量を試したかったんでしょうが
