輝政がおいしくいただきました
本日は本の紹介です(広島旅行の続きがあるんですがそれはまた気の向いた時に……)
- 作者: 岡山大学附属図書館,林原美術館
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2013/07/25
- メディア: 単行本
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貴重な文書が見れるのも素晴らしいですが池田家の歴史としても楽しめるので池田家ファンにはたまらん一冊です
1ページ毎に元の書状と書き下しと解説が載ってて読みやすいですよ!!
印象に残ったの↓
池田利隆が岡山にいた頃、輝政に岡山名産のイカとか葡萄を送って輝政が 「おいしくいただきました!」 って返事送ってるのが微笑ましかったです
家康は輝政と督姫の子を厚遇していたのですがそんななかでも前妻の子である利隆と輝政の仲は良好だったようです
あと池田家の泊蝶文は藩主の好みによって変化するらしいです
利隆時代は長い触覚を同じ方向に二本並べて描くのが特徴。(補足 家紋ではなく着物とかに描く蝶の事っぽいです)
………え?藩主の好みって……
ちなみに蝶の家紋の由来
10歳の頃信長の遊び相手になった池田恒興が信長の麻の上下(かみしも)を与えられそれに蝶の家紋がついていました
それを見た信長パパが 「よく似合うじゃん!!」と褒めたのでそれ以降池田家は蝶の家紋を使うことになったとさ