せん日記帖

狭く浅い知識を持つせんが戦国武将ゆかりの地へ行ったり絵を描いたり妄想したりするブログです。

KOUBE de 恒興

どうも!せんです!!
先日、神戸の花隈城とその周辺に行ってきました!!!

荒木村重織田信長に謀反を起こした「有岡城の戦い」で敗走したのちに、さらに籠城して戦った花隈城です
荒木軍を追撃してきた池田恒興と嫡男の元助は諏訪山に、次男の輝政は生田神社の森に、紀伊雑賀衆の援軍は大倉山に花隈城を囲むようそれぞれ陣取ったそうです

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そして詳細は省きますが池田恒興は花隈城を落城させることに成功し、この後村重は毛利氏の元へ亡命し、花隈城は廃城になりました
この戦いを「花隈城の戦い」というのですがこの戦いの舞台となった場所をめぐってみましょう!



荒木村重が籠城した花隈城

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現在、主な城域には花隈公園があります
地下は駐車場になっていてここに車をとめました

えらい立派な石垣でこれがお城の遺構なのかというとそういうわけではなくお城風に作ってあるだけです
市街地になっちゃてて遺構はないんですよね・・・


上に登ってみると

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侯爵池田宣政さん書の石碑が建っています!!
落城させたのが池田恒興だからなのかな・・・?


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石垣の回りを歩いてみると小さな祠にお地蔵さんが祀られていました
回りの石の柵っぽいものの中に荒木氏の子孫さんの名前がありました


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花隈公園から少し離れたところに福徳寺というお寺があるのですがこのあたりに天守があったそうです
「花隈城天守閣之趾」という石碑が立っています




池田輝政が布陣した生田神社の森

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生田神社は地元では「生田さん」として親しまれており、参拝客が絶えない場所です

藤原紀香陣内智則の結婚式が行われたのがここですね
オリックスバファローズが必勝祈願を行うことでも有名らしいです

かつて、現在の神戸市中央区の一帯が社領であり、これが「神戸」という地名の語源となったそうな
まあとにかく歴史があって有名なところです


輝政が布陣したのがここの森だそうで今もあるのかなと思ったら

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史跡だったみたいで普通にありました
源平合戦の舞台になった所みたいですね


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たぶんここに布陣したってことでいいと思うんですけど・・・
案内板では池田輝政のこととかたぶん触れられてないんで(じっくり読んだわけではないんですが。触れてたらすまん)
ちなみに池田輝政はこの戦いが初陣で16歳だったらしいです!
組討ちで敵の首も挙げたみたいです



池田恒興・元助が布陣した諏訪山

諏訪山といえば「好きな人とここを訪れ一緒に鍵をかけると結ばれる」という南京錠伝説が有名なヴィーナスブリッジがあるんですが


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こんな写真しかなくて正直すまんかった

撮ろう撮ろうと思ってたんですが撮りそびれちゃいました
めっちゃらせん状になってておもしろい橋でしたよ!
ジェットコースターみたいです

かつてはこの橋の欄干等にびっしり南京錠がついていたそうです


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現在は景観上の問題のため、橋を登りきったところにあるヴィーナステラスに、鍵を取り付けるためのモニュメントが置かれています


私は一人だったからつけてないけど


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ここの展望台から神戸市街が一望できますよ
海から来る毛利勢も荒木村重が籠城する花隈城も全部丸見えですから陣を敷くには絶好の地でしょう




ということで花隈城の戦いの舞台をめぐる旅おわり!!



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